言うまでもなくドローって大事ですよね。

EDHでは性質上多くのドローカードが使えますが、《ネクロポーテンス/Necropotence》や《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》、《頭蓋骨絞め/Skullclamp》は値段的に高いのでちょっと・・って人がいると思います。

なので安いけど使ってみたら意外と役に立ったドローをいくつか紹介してみます。
まずどの色にも入るアーティファクトから。

予見者の日時計/Seer’s Sundial(4)
アーティファクト
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは(2)を支払ってもよい。そうした場合、カードを1枚引く。

ワールドウェイクのレアですね。
場に出すのが重く、効果の起動にもマナがかかるんですが意外と役に立ちます。
価格は30~50程度でしょうか。
とりあえず入れておいて腐ることはないので、悪くないです。

殺戮の祭壇/Carnage Altar(2)
アーティファクト
(3),クリーチャーを1体生け贄に捧げる:カードを1枚引く。

ゼンディカーのアンコ。
もともと数合わせのために入れていたのですが思った以上に便利です。
ジェネラルがトークンを量産できるカードだった場合や、デッキがトークンを量産するタイプだった場合は非常に使い勝手がいいですね。
ただ《予見者の日時計/Seer’s Sundial》とは違ってどのデッキにも入るものではないのでそこはデッキと相談してみてください。
価格は10円程度。似たようなカードに《ファイレクシアの蔵/Phyrexian Vault》もあります。こっちは10版6版のアンコ。

おすすめはこの二枚です。
でもEDHの特性上《ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome》が活躍する可能性もありますんで。一見弱そうなやつも投入してみるといいかもしれませんね。

系図の石版/Slate of Ancestry(4)
アーティファクト
(4),(T),あなたの手札をすべて捨てる:あなたがコントロールするクリーチャー1体につきカードを1枚引く。

オンスロートのレア。若干他のドローに比べてクセがありますね。
ただクリーチャーを大量に展開するデッキでは入れて問題ないと思います。


色を選んでしまいますが、
風見の本殿/Honden of Seeing Winds (4)(青)
伝説のエンチャント — 祭殿(Shrine)
あなたのアップキープの開始時に、あなたがコントロールする祭殿(Shrine)1つにつきカードを1枚引く。

もいいですね。神河のアンコです。価格は10円程度。
5マナではありますが、デメリットなしで毎ターン2枚引けるのは便利。

またライフと引き換えのドローも便利です。
力の確約/Promise of Power (2)(黒)(黒)(黒)
ソーサリー
以下の2つから1つを選ぶ。「あなたはカードを5枚引き、5点のライフを失う。」「飛行を持つX/Xの黒のデーモン(Demon)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。Xは、それが戦場に出る際のあなたの手札のカードの枚数に等しい。」
双呪(4)


月光の取り引き/Moonlight Bargain (3)(黒)(黒)
インスタント
あなたのライブラリーのカードを上から5枚見る。各カードについて、あなたが2点のライフを支払わない限り、そのカードをあなたの墓地に置く。その後残りをあなたの手札に加える。


前者はミラディン、後者はラヴニカのレアです。価格は20円前後。
ライフが40からはじまるEDHではデメリットもそこまで気にならないです。


よじれた正義/Twisted Justice(4)(青)(黒)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。あなたはそのクリーチャーのパワーに等しい枚数のカードを引く。


流れ込む知識/Rush of Knowledge(4)(青)
ソーサリー
あなたがコントロールするパーマネントの点数で見たマナ・コストの中で、最も大きい点数に等しい枚数のカードを引く。


見張り番/Keep Watch (2)(青)
インスタント
攻撃クリーチャー1体につき、カードを1枚引く。


三つとも使いどころこそ選びますが、非常に役に立ってます。

《よじれた正義/Twisted Justice》はラヴニカのアンコ。
ファッティ並べるデッキ相手ならかなり使えます。対戦相手は3人もいるので誰かしら撃てると思います。

《流れ込む知識/Rush of Knowledge》は4マナ以上のパーマネントをコントロールしていれば、それだけで《連絡/Tidings》以上の働き。
スカージのコモン。

《見張り番/Keep Watch》は軽くて使い勝手がいいです。ジャッジメントのコモン。
対戦相手が別の対戦相手を殴った時に使っておけばそれだけでそこそこな成果。
3枚も引ければ十分なのでかなり安定して引けます。

ただこの3つは場のカードがドローを大きく左右します。
対応で除去されるとションボリするので、今までに挙げたものよりは信頼に欠けます。しっかりとタイミングを見極めた方がいいかもしれませんね。
なお、この辺は全部10円ですので出費を抑えたい人はどうぞ。
たぶん《連絡/Tidings》買うより安いです。


とりあえず今思いついたのはこれぐらいですね。

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