もとからしっかりやってたわけではないですが、細々やってたスタンを完全にやめることにしました。

2年間で落ちるスタンを追っていくこと自体、金銭的な負担が大きかったので、ここ何年かは統率者やレガシーを中心にして細々とスタンをやっていました。
ところがタルキールからスタン落ちが1年半になり、さらに環境が早くなったのでどうしようかなって思っていたのですが、今回きっぱりやめます。

最後の一押しになったのは異界月直後のSCGやこないだのプロツアー。
ベスト8のデッキを見ているとギデオンが採用されているデッキがほとんどなかったことです。

思い返せば今年の春のこと。
イニストラードのゲームデーに出ようと思い、白黒エルドラージを組みました。
しかし、どうしてもカードパワー的にギデオンが必要だったので1枚2300円、合計約1万円で4枚揃えました。
結果的にギデオンが強くてゲームデーは3位まで行けたんですけどね。

で、普段はスタンのそこまで高額なカードを買うことはなかったのですが、

①単純にカードパワーが高い
②ゼンディカーなのでまだスタンで1年使える
③まれに下の環境でも見る

ということもあって購入を決意。
なかでも2番目の理由は最大のもので、「1万で1年使えるギデオンが手に入るならいい」と買っちゃいました。


で、話は先ほどのSCGやプロツアーに戻って、そのギデオンは上位にいたかといえば何とも微妙な結果。
ここで1つ思ったのは、スタンでカードが使えるのは本当に1年半(小型はもっと短いけど・・)なのか、ということです。
もちろん中隊のように1年半使えるカードもあるでしょうが、大半はそうではないと感じました。

例えば「ここで4枚買っておけば1年半使えるし、1枚2000円だけど4枚買おう」といって死霧の猛禽を買ったとして1年半使いましたか。
少なくとも私は発売日に買って半年程度しか猛禽を使わなかった気がします。
その後の半年は、思い出したかのように試す程度で、結果的にデッキから抜けていく。
ここ最近では、箱から出してすらいない状態。

これらを考えるに大半のレアのうち、スタンで使用できる期間は実質半年~1年程度だと考えた方がいいのかもしれない、という結論に至りました。

最近は2×3ブロックになってしまったため、その傾向はより顕著かもしれません。
今までのように3×2ブロックであったならば、ゆっくりと1年かけて特定のコンセプトのカードが使えたでしょう。
ところが今は半年で別の次元に変わってしまいます。

次の次元は昂揚する次元じゃないのかもしれません。
となると今回プロツアーで値上がったものの大半は1年半使えないということになるんじゃないか、そんな気がします。

スタンダードは変化が激しいフォーマットでそこが面白いので、むしろ実質1年半使えないくらいが丁度いいのかもしれませんが、そうなってくるとやはり今まで以上に金銭的負担がつらいです。

年間4回の各パックが出るたびに必要なレアや神話レアを買って4万くらい使うと、1年半で24万。
プレイドで良ければレガシーの奇跡が組めます。

変化を楽しむスタンから、長く遊べるレガシー・ヴィンテージまで、自分に合わせてフォーマットが選べるのはとてもいいことだと思います。
ということで、とりあえずスタンは終了ということで。



ほんで、話題のGP千葉。
学生が無料とかで色々話題になっていますが、そんなことは置いといて12000円高すぎないですかね?

1日考えましたが、出ないことにしました。

GPは出ないけど、しばらくは空き時間を見つけてレガシーの大会に出る所存です。

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